karizumaisanのブログ

仮住まいのemihana ブログです

あちらに移りました

こんにちは。 はなです。

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ええと、大怪我してERに搬送されていた

emihanaのパソコンが何とか復旧し

それで、また元のあそこで細々と再開の

運びとなりました。

何度も本当にご足労お掛けして恐縮ですが

またあちらでお待ちしております。

どうぞお暇なときに、覗きにいらして下さいね。

心からお待ちしています。

↓ こちらからどうぞ。 http://d.hatena.ne.jp/emi-hana/touch/20171108/1510134669

ヒロシマこぼれ話

 

こんにちは。emihana です。

 

 

 

木枯らし吹いて、私も赤ダウン。はなです。

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ヒロシマ最後の日の朝は

 

 

いきなり秋のうろこ曇。

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この街でのメインイベントを無事終えた私たちは

 

帰路に着く前、もう一度ここ訪れました。

 

 

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最初の日は何しろ大雨でしたし、秋空の下

 

改めてゆっくり手を合わせ、それから傍らに建つ

 

平たい円形の建物、原爆死没者追悼平和記念館へ

 

入場したのでした。

 

 

 

 

ここは資料館とは違い小規模ですが

 

亡くなられた方々を静かに追悼するための場所です。

 

 

中には、多くの犠牲者の写真がぐるりと

 

取り囲むように飾られており、その名前から

 

個人の被害情報を検索できるシステムになっています。

 

 

また、小さなブース内で、被曝された方の体験を

 

元にした絵本をスライドで流していて

 

英語の字幕もあり、外国からの来場者の皆さんが

 

真剣に画面を見つめていました。

 

 

 

 

必死の思いで家族を探しに爆心地に向かった人たち

 

何とかして家族に会いたい一心で焼けただれた身体を

 

引きずって我が家を目指した人たち。

 

ようやく再会できても、すっかり変わってしまった姿に

 

すぐに我が子だと、兄弟だとわからない。

 

それでも、大切な人だとわかったとたん

 

多くの人が口にした言葉と言うのが

 

 

 

「大丈夫じゃ。お前を死なせたりせん」

 

 

 

目の前の瀕死の家族が決して希望を失わないように

 

そして、自分自身の心がくじけてしまわないために

 

その言葉が口を突いてこぼれるのかもしれません。

 

 

私はそれを聞いた時、家族の愛情の深さと

 

人間が本来持つ強さに打たれ、あやうく泣いて

 

しまいそうになりました。

 

 

 

あまり目立たない施設ですが、資料館だけでなく

 

ぜひこちらも見ていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

さてこの時も、たくさんの小学生たちが

 

やって来ていました。

 

どうやら、西日本からは修学旅行で訪れる学校が

 

多いようですね。

 

 

 

千羽鶴を納め

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追悼の作文をみんなで朗読しています。

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この子たちが、ほんとにお行儀がいいのに

 

お父さんも私もびっくり。

 

 

 

資料館の中でもそうだったのですが

 

頭を下げる場所では、ちゃんと誰かが

 

「帽子!」

 

と声を掛けてみんなさっと帽子を脱ぎます。

 

また、ほかの人とすれ違う時には

 

「失礼します!」と元気よく挨拶。

 

 

もちろん、表面的なことではありますけど

 

それさえできないオトナの多いこと。

 

神様仏様にお詣りするのに、ニットキャップ

 

被ったままのヤツに見せて、たっぷり小言を

 

くれてやりたい!

 

神様はお前のハ◯ごとき、とっくにお見通しじゃ!

 

 

 

あ、話がおかしな方向へ、おほん。

 

 

 

 

さて、川の街ヒロシマ

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その川のほとり別の学校の子どもだちが歌っています。

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耳を澄ませば、平和の歌のようです。

 

屈託のない素直な歌声に周りの観光客もみな

 

聞き入っていました。

 

 

 

僕たちは守る、この街の平和を

 

約束する、未来の希望を捨てないと

 

 

 

オトナが口にしたら、胡散くさい歌詞でしょうが

 

子どもたちが歌うと、なぜだか素直に真っ直ぐ

 

心に届くんですね。

 

 

不覚にも、emihana の目に涙。

 

人の心が残っていたのか。ああ、よかった。

 

 

 

 

最後の最後にもう一度ドームへ。

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実際に自分の目で見て、このドームは

 

ずっとずっと受け継いで行かなくてはいけないなと

 

思いを新たにしました。

 

 

原爆は天災ではなく人間の愚かさが生み出した怪物だったこと

 

さらに、それでもたくさんの人たちが

 

力を合わせて廃墟と化したこの街を

 

これほど魅力的な街として再建し得たこと

 

その両方の真実の生き証人として

 

ドームにはここに立っていてもらわないとならない。

 

 

 

 

鰯雲の下のドームを仰ぎ見て、珍しく

 

真面目に思った私なのです。

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ヒロシマのお話の一番お終いに

 

 

今回、私たちが泊まったホテルのすぐお隣にあった

 

 

白神社

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ほんとに街中にあるのです。

 

平和大通りと言うメインの道路沿い

 

ホテルやオフィスビルが立ち並ぶ一角に

 

ひっそりと佇んでいます。

 

 

大昔はこの神社の辺りが海岸線で、海の安全を祈願して

 

神様が祀られたのだとか。

 

以来、ヒロシマの街の中心部に位置していたため

 

市民には馴染みの氏神様だったのでしょう。

 

もちろん、戦後立派に再建され、今でも、仕事に向かう

 

サラリーマンやお散歩途中のお年寄りなどが

 

ごく自然に鳥居を潜っては、お詣りしているようです。

 

 

 

 

ヒロシマの街に根付く神様に手を合わせて

 

また必ず参ります、と約束していよいよ

 

この旅もお終いです。

 

 

 

楽しかった非日常の時間の扉が閉まり始めた

 

その隙間を通り抜け、我が寝ぐらに飛んで行くことに

 

いたしましょう。

 

 

・・・・・って、どうした私!

 

 

大丈夫か? 大丈夫なのか!

 

 

 

 

何、BS旅番組風に締めてんだか、あーあ。

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瀕死だったパソコンがフランケンほど

 

手術をほどこされ、何とか生還しました。

 

おそらく次回からは通常運転になりそうな気配でして

 

とりあえず、もとのあちらで再開予定です。

 

どうぞ、またよろしくお願いいたします。

ヒロシマのこと 5

振り向けばそこに、emihana です。

 

 

 

ベロリンチョ。はなです。

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そんなこんなで、呉滞在の後半スタート!

 

 

 

 

大和ミュージアム、てつのくじら館を満喫した

 

私とお父さんは午後からの予定を前に

 

いったん呉駅まで戻って、駅ビル内のレストランで

 

お昼を取ることにしました。

 

 

ごく普通の和洋中一応何でもあるよ、ファミレスよりは

 

ちょびっとだけ高いよ、でも気軽に入れるよ

 

そんなコンセプトを忠実に守ってる感じのそのお店で

 

 

 

emihana が頼んだのがこちら

 

 

 

穴子どんぶり

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ところが奥さま、これが意外なスマッシュヒット!

 

名店の味とは明らかに違うにせよ、お値段以上に

 

ちゃんと美味しい、期待値が低いから余計に旨い

 

なかなかやるけんのう、的な穴子どんぶりでした。

 

 

え?お父さん?確か、鳥の唐揚げみたいなのを

 

食べていたかと。何もはるばる呉までやって来て

 

唐揚げって。ま、高脂血症には気をつけてください。

 

 

 

さぁて、腹を満たしやや重い足取りのふたりが

 

路線バスに乗り込んでしばし、降り立った場所とは?

 

 

 

 

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おわかりでしょうか!

 

 

って言われたとて、わかるはずないですよね。

 

すみません。

 

 

では改めまして、ここは

 

日本でただ一箇所、間近で潜水艦を見ることができる

 

ポイントなのです!

 

 

 

ほんとに何てことのない、静かなバス停付近は

 

それでもどこかエキゾチック・クレ。

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イカした水兵さん、じゃなかった海自の隊員さんが闊歩

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海へと眼を転じれば、そこには

 

 

船の種類はわかりませんが、ホンモノだ!

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そして遂に目撃!潜水艦!それも3艦!(3艇?)

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凄くないですか!

 

いや〜凄いに決まってる、と自画自賛しますよ。

 

まさかこの目で生の潜水艦を見る日が来るとは。

 

海自ファンでも潜水艦フリークでもないのに

 

興奮著しい我々をよそに、周囲にはほとんど人もなく

 

 

 

静かな水面を飽かず眺めるアオサギが一羽

 

微動だにせず佇むのみでございました。

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この日の夜、わたくしたちがいただいた夕ご飯は

 

呉駅直結のスーパーにて買い求めし惣菜及び調理パン。

 

 

 

おいおい、何やっとるんや、それじゃ旅に出た意味が

 

ないけん、そげなことで、ええと思うとるんか?

 

 

などと言う苦情は当方一切関知しません。

 

クレームは全てお父さん宛にお願いいたします。

 

 

 

では、最終日の模様はまた次回〜。

 

 

 

 

まだ、引き延ばす?マジで?

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ヒロシマのこと 4

さてさて、emihana です。

はなです。

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怒涛の更新、半分やけっぱち?

いえ、皆さまに広島の素晴らしさをお伝えしたくて

ウズウズしているのです。

3日目、乗り馴れた感の出始めた路面電車で広島駅へ

JRに乗車して30分強。

ここまた念願の地

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そうです、呉は海軍さんの街。

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駅から真っ直ぐ大和ミュージアムへGO!

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あの戦艦大和は呉のドッグで建造されたんですね。

館内には、当然、巨大な模型が。

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他にも、ゼロ戦

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人間魚雷、回天も展示されています。

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実物大の回天は思った以上に細く狭く

ほとんど身動きの取れない鉄の乗り物の中で

たったひとり、どんな想いを抱いて

昏い海原を進んで行ったのか、その若者の

心のうちを想像すると、私の胸も苦しくなるのでした。

ご存知の通り、日本海軍が建造した史上最大の戦艦

大和は1945年4月7日、天一号作戦において

味方の劣勢を挽回すべく、沖縄方面へ出撃しましたが

米軍の機動部隊の猛攻撃を受け、僅か2時間余りで

撃沈されたのだそうです。

このミュージアムでは、大和建造の歴史や

その性能について、さらにいかにして最期を迎えたか、

あるいは数少ない生存者の方たちの証言まで

とても詳しくわかりやすく展示されていて

機械オンチの私でも興味深く拝見できました。

特に関心を引いたのは、当たり前のことながら

あの時代、こんなに壮大な戦艦を造るにも

全ての行程はアナログだった!と言う点で

たとえば、細かい設計図も一切手書きのみ!

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ちょっと照明が写り込んで見にくいのですが

ご覧下さい。あくまで人間の頭脳と手で書いてます。

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AIも3Dもペッパーくんも介在しない世界で

世界に誇る大戦艦を生み出した人たち。

今の人間より、遥かに豊かな想像力を

持っていたのではないか、そんなことを思いました。

バルコニーに出てみれば

天気晴朗波低し

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大和が短時間で沈没してしまった理由として

攻撃力重視の設計上の弱点があるとのことで

世界最大の砲身を備えるため、艦の傾きに脆弱な

造りにならざるをえなかったのだとか。

たくさんの人たちの叡智や献身や希望と乗組員の命を

乗せた巨大戦艦は今もこの穏やかな海の果て

深く静かに沈んでいるのです。

大和ミュージアムを出るとすぐお向かいにあるのが

てつのくじら艦

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海上自衛隊資料館で、だから潜水艦の形をしています。

ここでは、海上自衛隊の歴史、そして主に

掃海艇や潜水艦の活躍について知ることができます。

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戦後すぐの日本の近海には無数の魚雷がばら撒かれ

安全な船舶の航行を邪魔していたようです。

言ってみれば、海の地雷ですね。

これを一掃するため、海上自衛隊の皆さんが

命がけで大活躍され、さらに、現代では

紛争地域の近海に出かけ、魚雷の撤去に当たって

いるのです。

知らなかったでしょう?

え? ご存知でしたか。

ま、そのあたりのことをしっかり頭に叩き込んでから

潜水艦の展示に移って行きます。

一足飛びに楽しいことには到達しないのだ!

三段ベッドは一般乗組員用。

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お手洗い

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お食事は最大の楽しみ、かなり豪勢です。

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そんなこんなで、いやが上にも潜水艦気分の

盛り上がったところで、やっと本物に

乗船だ〜〜!

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人ひとり歩けばいっぱいの廊下

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このキッチンで全員分の調理を。

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談話室

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艦長は個室!

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どこを向いてもダクトや計器類

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操縦桿を握るお父さん。

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この潜望鏡、覗かせていただきました。

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ソナーでは、クジラやイルカの声がして煩いそう。

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こんな風にして、実物の潜水艦でいろいろ体験できる

これこそが、このてつのくじら艦の最大のイベント。

確かに、いい年したおじさんおばさんも

特に潜水艦に興味なくても、充分楽しかったです。

この施設、ちなみに無料。

ええと、呉の滞在もまだ半分くらいしか

書けていませんで、大変恐縮ですが

残りの半分はまた次回に持ち越します。

どうぞ、呆れずお付き合い下さいますように。

呉の小さな街並みは低い山に張り付くようにありました

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ヒロシマのこと 3

こんにちは。emihana です。



はなもいま〜す。

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ヒロシマのお話の続きをガンガン進めます。


記憶が薄れないうちに、そして早くスマホからの


更新に慣れるよう、頑張りたいと言う

 

あくまでもこちらサイドの事情なのです。


すみません。




前回は厳島神社から市内へ戻りましたよ


そこまで書いたと思いますが


その後、2人が目指したのは

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広島城


もちろん、元からあったお城もまた


原爆の災禍に会い、跡形もなく破壊されて


しまったため、戦後再建されたのです。




まずは御門をばくぐり、二の丸跡へ。

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やや日が傾いて来たとは言え


さすが西日本。そう簡単に沈まない。

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だから、さらにズンズン本丸に向かいます。


見えて参りました。

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やがて、どーん!

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入場料をお支払いし、今度は狭く急な階段を


展示物を眺めながらダラダラヨッコラセと


昇って、たどり着いたは天守閣なり!



天守より眼下に広がる広島の街。

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前日の風雨に洗われた街並みは


スッキリクッキリ。実に美しい。




ぐるりと廻ればようやく西の空に日が落ちて行く。

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足取りヨロヨロまた階段を降りきり


いざお城を離れんとする我々が


ふと振り返れば、そこには

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逆さ富士ならぬ、逆さ城なり。

 


この日1日で、綺麗な景色を1年分は


見せていただけた気がします。




さて、この後、例によって市内を


迷い彷徨い、疲れ果て、お父さん希望の


店で食事をしたのですが



その店はいわゆる居酒屋さん。


それも頭に「大衆」の一言が付くような


大変リーズナブルかつカジュアルなお店。


窮屈な座敷に通され


まわりはオール、リーマン。


リーマンったって、リーマンショックの方


ではなくて、ワイワイガヤガヤ


談論風発、呵々大笑、叱咤激励


喫煙自由、そっちの方のリーマンさんたち


御用達の居酒屋さんでした。



もーいいです。


こーいうのが我が夫の嗜好なんですね。



諦めの焼牡蠣。

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身がチビ、でも、味は案外濃かったのが救い。

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カキフライ。ソース多過ぎません?

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お父さんはケチではないです。 


ただ、偏食なんだと思います。


本人の名誉のため、書き添えておきます。



あ〜、だけどもうちょっとどうにかして〜



と、心の叫びをさらに書き足し



2日目の話はここまででおしまいにします。





ヒロシマのこと 2

こんにちは。

emihana です。

はなです。私もちゃんといますよ。

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さてさて、ヒロシマのお話の続きです。

2日目の朝、雨も上がりf:id:karizumaisan:20171010153759j:plain

やや蒸し暑いくらいの陽気の中、始動した我々が

路面電車に揺られること60分

到着したのは

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ここから船に乗って、彼の地に渡ります。

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10分の船旅は海も凪いで、気分爽快。

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目的地はこちら。

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そうです。かの有名な、安芸の宮島です!

神様のお使いの鹿さんたちの 控えめなお迎えを受け

参道をぶらぶら。

くれないんでしょ、どうせ。

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奈良方面のお仲間たちより、数も少なく

アグレッシブさに欠ける鹿さんたちは

こちらがあげる素ぶりを見せない限り

とてもおとなしいし、写真を撮られても

撫で回されても、ジーッとしています。

昨夜の雨が嘘のような快晴。

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石の鳥居の端っこをちょこっと

通らせていただきましょう。

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説明は不要ですね。

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我々がやって来た時は、これくらいの潮位でした。

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本殿の回廊を歩かせていただきます。

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光と影と朱色の世界です。

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無事厳島神社の神様にご挨拶を済ませると

先ほどより潮が引いた様子。

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皆、わらわらと鳥居を目指します。

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間近で拝見。

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迫力満点。

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思わず手で触れたくなります。

私も心の中で、神様にお断りして

掌を当てさせて頂きました。

清々しい潮風が吹き渡る中、思い思いに砂地を辿って。

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日除けの張られた参道の両側にはお店が軒を連ね

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揚げ紅葉まんじゅうやアイスなんかを

店先で売っていました。

私が頂いたのは、お蕎麦です。

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穴子の天ぷらもお蕎麦もきちんと美味しかったですよ。

これ以上望めないほどの好天に恵まれ

観光客の数もほどほどで、とにかくのんびり

ゆっくり過ごした後 、またフェリーに乗船し

広島へと戻って行きました。

傾きかけた日の光を優しく反射しながら

海は揺れ続け、荒みがちな心も自然と和むような。

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そして再び広島市内に戻ったお父さんと私は

また別の場所へと向かったのでしたが

この続きはまた次回にしましょうか。

(と、引き伸ばす作戦、ご容赦を)

これ以上近づくと、棒で追い払われます。 f:id:karizumaisan:20171010170207j:plain おじいさんと神様のお使いとの絶妙な距離感。 f:id:karizumaisan:20171010170330j:plain

ヒロシマのこと

お願い 旧ブログからジャンプしていらした方へ そのリンクでは、最初の記事しか読めません。 下記のリンクで再度飛んでいただきますと ブログのトップページに行けますので 全ての記事を読んでいただけるようになります。 お手数お掛けして申し訳ありませんが どうぞお試しくださいませ。 ↓ http://karizumaisan.hatenadiary.jp/

突然ですが、emihana です。

はなです。

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恥ずかしながら、諸事情によりこちらに

仮住まいしております。

実はパソコンが瀕死、いえ、どうやら三途の河原辺りを

息も絶え絶え彷徨っている模様で

今までのブログがスマホでは画像を

アップできないため、急きょ引越して来た次第です。

さらに唐突で恐縮ですが、お父さんと私emihana が

ヒロシマへ出かけていまして、しばらくは

そのご報告をさせていただくことになりそうです。

はなの出番があまりないかと思われますが、

どうぞ、ご容赦下さいませ。

さて、初日のヒロシマは雨、それもなかなかの大雨。

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傘を差し荷物を引きずって、路面電車にて移動します。

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ホテルにたどり着き荷物を置いて徒歩で向かったのは

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あいにくの天気の中、さまざまな国の人たちが

平和祈念資料館を見学した後、この場所に

佇んでいました。

もちろんお父さんと私も時間をかけて見学したのですが

新しくなった展示品はとても工夫されていて

タッチパネルで情報を選べたり、被災者の方のお話を

ビデオでゆっくり聞くことができたりして

子供にも海外からの見学者にもわかりやすい形に

なっているようです。

館内を進むに従って、息が詰まるような気がしました。

中でも、私が特に印象的だった展示品は

3歳の男の子が被爆時に乗っていた三輪車と

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女性の着ていたワンピース (画像が思ったより大きく表示されたので削除させて頂きました)

戦時下で不自由ながら、ふつうの人びとが

ふつうの暮らしを懸命に生きていた

ヒロシマの街だったのだと改めて強く思いました。

外へ出て、慰霊碑に手を合わせてから

ドームを目指しました。

おりしも雨足は強まり

ドームも冷たい秋雨に濡れf:id:karizumaisan:20171007204033j:plain

どこか神々しさを感じさせていたようです。

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ヒロシマは川の街でもありますね。

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何度もテレビや写真で見ている景色ですが

実際に自分の足で歩いてみると、街の色や匂いのような

雰囲気を肌で感じることができます。

この後、降りしきる雨に濡れ散々道に迷った挙句

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やっとこさありついた

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狭くてお世辞にもきれいとは言いがたい雑居ビル。

お好み焼き屋さんばかりが軒を連ねる有名な場所

らしく、とにかく行き当たりバッタリで飛び込んだ

その店のお好みは飛び抜けて旨いとは言えないが

ま、名物って、こんな感じよね、それくらいのお味。

オジサンのやる気も愛想も中の下、ある意味では

期待を裏切らない店だったのかもしれません。

そんなこんなで、第1日はやまない雨の中

更けて行きました。

それでは、パソコンが無事息を吹き返すまで

ヒロシマのことで、繋いで行くつもりですので

お付き合いくださったらとても嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

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