ヒロシマのこと 2
こんにちは。
emihana です。
はなです。私もちゃんといますよ。
さてさて、ヒロシマのお話の続きです。
2日目の朝、雨も上がり
やや蒸し暑いくらいの陽気の中、始動した我々が
路面電車に揺られること60分
到着したのは
ここから船に乗って、彼の地に渡ります。
10分の船旅は海も凪いで、気分爽快。
目的地はこちら。
そうです。かの有名な、安芸の宮島です!
神様のお使いの鹿さんたちの 控えめなお迎えを受け
参道をぶらぶら。
くれないんでしょ、どうせ。
奈良方面のお仲間たちより、数も少なく
アグレッシブさに欠ける鹿さんたちは
こちらがあげる素ぶりを見せない限り
とてもおとなしいし、写真を撮られても
撫で回されても、ジーッとしています。
昨夜の雨が嘘のような快晴。
石の鳥居の端っこをちょこっと
通らせていただきましょう。
説明は不要ですね。
我々がやって来た時は、これくらいの潮位でした。
本殿の回廊を歩かせていただきます。
光と影と朱色の世界です。
無事厳島神社の神様にご挨拶を済ませると
先ほどより潮が引いた様子。
皆、わらわらと鳥居を目指します。
間近で拝見。
迫力満点。
思わず手で触れたくなります。
私も心の中で、神様にお断りして
掌を当てさせて頂きました。
清々しい潮風が吹き渡る中、思い思いに砂地を辿って。
日除けの張られた参道の両側にはお店が軒を連ね
揚げ紅葉まんじゅうやアイスなんかを
店先で売っていました。
私が頂いたのは、お蕎麦です。
穴子の天ぷらもお蕎麦もきちんと美味しかったですよ。
これ以上望めないほどの好天に恵まれ
観光客の数もほどほどで、とにかくのんびり
ゆっくり過ごした後 、またフェリーに乗船し
広島へと戻って行きました。
傾きかけた日の光を優しく反射しながら
海は揺れ続け、荒みがちな心も自然と和むような。
そして再び広島市内に戻ったお父さんと私は
また別の場所へと向かったのでしたが
この続きはまた次回にしましょうか。
(と、引き伸ばす作戦、ご容赦を)
これ以上近づくと、棒で追い払われます。 おじいさんと神様のお使いとの絶妙な距離感。